制作費300万円、新人監督と無名の役者で作られた映画「カメラを止めるな!」
今この映画が異例のヒットを記録しています。
一体この映画の何がすごいのか。どう面白いのか。
制作費は低予算だし、監督はこの映画が劇場長編映画初作品だというし、そもそも役者は見たこともない無名の方々ばかり、、、。
なのに!この映画が今話題沸騰となるほど人気の理由が知りたい!と思いましたので何故これほどまでに人気なのか調べてみました。
といっても「どんな映画なのか」を詳しく説明するとネタバレになってしまうので、そこは説明なしで。というか私もまだ観てませんので笑
SNSの反響や映画を観た芸能人のコメント、海外からの評価など「この映画なんだかすごそう!」と映画が観たくなる情報を今回まとめてみます!
私自身が「この映画すごそう、、、。観てみたい!!!」と思った情報で構成してますので、きっとこの記事を読めば「カメラを止めるな!」が観たくなると思います。笑
全国の上映館・公開日情報
※この記事はネタバレはありません。が、映画を観た人の感想など載せていますので、「まさかの大爆笑があったー!」みたいな情報すら知りたくない!という人は、映画の上映館一覧記事へどうぞ!
目次
カメラを止めるな!ってどんな映画?(ひとことで言うと)
一言で言うと、
商業映画ではないし、製作予算が少なすぎるし、監督はこれが初長編映画製作だし、俳優たちは無名だし、「なんだこれは、、、」と思う37分ワンカットシーンあるし
なのに
イタリアの映画祭ではスタンディングオベーションが5分間鳴り止まないほど絶賛され、映画館は連日満席で、観た人みんな大絶賛の映画業界震撼の異例の大ヒット映画
ということになります。笑
もうこれだけでも観たくなりますよね。
私は友人に上の内容を言われてめちゃめちゃ観たくなりました笑
以下で、より詳しくまとめます。
カメラを止めるな!のあらすじ(ネタバレなし)
最初にカメラを止めるな!のあらすじから。公式ページからの引用です。
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。引用元:カメラを止めるな!公式ページ
気になるのが最後の「……を撮ったヤツらの話。」ってところですね。笑
ゾンビ映画なの?なんなの?って感じで興味が湧く。
朝の情報番組「スッキリ」で特集されたときに上田慎一郎監督が言ってましたが、この37分ワンシーンワンカットの部分は、ソンビ役が出てくるシーンなのにゾンビ役の準備がなかなか整わなかったりして、ほかの役者さんがアドリブで繋いだりしてるそうです。
ゾンビが出てくるパニックシーンと役者による本当のトラブルパニックのシーンとなっているとのことでそこも観てもらえれば、とのことでした。
公式の予告も載せておきますのでチェックしてみてください。
カメラを止めるな!の内容うんぬんでなく観たくなる理由
このカメラを止めるな!には映画の内容うんぬんではなく注目される理由がいくつかあります。
映画専門学校のワークショップとして制作された映画
カメラを止めるな!は映画専門学校「ENBUゼミナール」シネマプロジェクト第7弾として制作されたとのこと。
ENBUゼミナールは俳優や映画監督を目指すための養成スクールとのことで、シネマプロジェクトはプロジェクトを担当する監督(今回でいえば上田監督)が役者を選抜、ワークショップを行いながら、オリジナル脚本を書き上げ新作映画製作を行うというもの!
つまり「カメラを止めるな!」商業映画ではないってことなんですよね。
上映中の映画館ではあの「ジュラシック・ワールド」や「未来のミライ」を抑えて週末動員ランキング1位になっているだとか。
この時点で「ちょっと観てみたい」って思いませんか?
監督が新人監督
監督は新人監督上田慎一郎監督です。
脚本・編集も上田慎一郎監督です。
中学の頃から自主映画を制作し、映像の学校には入らず独学で映画を学んできたとのこと!
現在までに作った映画は13本。
でも劇場長編としての作品はこの「カメラを止めるな!」が初作品だそうです!
カメラを止めるな!もそうですが、作風的には三谷幸喜作品に似ているそうです。
新人監督が手がけたヒット作ということで話題沸騰、これも観たくなる理由。
役者が無名の役者
そして役者が無名というのが個人的に一番気になる!
無名の役者を使ってるからこそ独特の”間”があったり(でもそういったのも伏線になってたり?)広瀬すずが出てたら「この子は主役かー」ってなるけど、無名の役者だから「誰がどうなるかわからない」って観れるのも良かったり、とこの世の中的に認知度の少ない俳優がキャストというのが、この映画の良さをより際立てているそうです!
監督は、役者を選ぶとき「ポンコツ」な人を選んだんだとか笑
というのも人間的に生きるのが不器用な人たちが、力を合わせて一つの困難を乗り越えていくという映画だから、器用な人が不器用を演じる”ウソ”がないようにしたんだそうです。
なので脚本も俳優それぞれの個性に合わせて執筆しているので実生活の姿そのまんまがカメラを止めるなでの役になっているそうですよ。
映画内での姿がそのまんま俳優本人の姿、それがまた「カメラを止めるな!」の魅力だと思うとこれもまた観たくなる理由の一つ。
予算が300万円と低予算
カメラを止めるな!の製作予算は超低予算ともいわれ驚愕されています。
予算300万円で、映画「ハン・ソロ/スターウォーズ」は2秒しか撮れない!と話題になっています笑
この300万円も、ワークショップに参加した俳優の受講料とクラウドファンディングで集めた150万円強が元となっているそうです。
これが公開から10日間で動員3000人で興行収入は300万を超えたというから驚き。
7月22日現在、全国8館での上映にも関わらず、公開後1か月足らずで動員数2万4928人、興行収入3858万5390円を記録し、インディーズ映画としては驚異的な成績を更新中。
今後全国でも上映されますから、さらにとんでもない記録を樹立しそうですね。
アイデアと熱量があれば人の心をつかめることを証明した映画が「カメラを止めるな!」。やっぱり観たくなりますね。
異例の人気さが観たくなる
公開されてから「異例のヒット!」と騒がれているわけですが、その「異例さ」を知るとまた観たくなってきちゃうんですよね〜。
異例の記録樹立ですごい
- シネマプロジェクトの作品として6日間限定での先行公開では、口コミが一気に広がり、レイトショーでも午前中にチケットが連日完売!最終日はオープンから5分でチケットが完売!
- 6月23日からの公開(都内2館での上映)では連日満席!観たくても観られない人で劇場は溢れかえる。
- 新宿K‘sシネマでは全72回連続満席という前代未聞の記録も樹立。
- イタリア「ウディネ・ファーイースト映画祭」では5分間のスタンディングオベーション。
- 映画レビューサイト「coco」では満足度100%を獲得
- エンドロール後にはなぜか自然と拍手が発生する
などなど。
こういう「周囲の評価」が目に見える形であると、自分も観に行きたいって思っちゃいますよね。
「連日満席」「拍手が鳴り止まない」といった現象がまた人気を加速させてますね。とりあえず凄すぎます笑
観たくなる笑
映画祭で賞も受賞
カメラを止めるな!は映画祭での賞ももちろん受賞しております。
- 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」でゆうばりファンタランド大賞(観客賞)を受賞。
- 「ウディネ・ファーイースト映画祭(イタリア)」では上映後スタンディングオベーション、シルバー・マルベリー(観客賞2位)を受賞。
- 「ファンタスポア2018(ブラジル)」でインターナショナルコンペ部門・最優秀作品賞を受賞。
超低予算映画が世界的に認められた証ですね。
ますます観たい。
世間の評価が高すぎて観たくなる
SNSで指原さんが「絶対に観て!」とツイートしたことが「カメラを止めるな!」が認知されたきっかけでもあるとされていますが、ほかの芸能人も魅了された人がとても多いようです。
カメラを止めるな!
会う人全員にすすめてるんだけど誰もみてくれない。本当に元気でるから観に行って欲しい〜!内容とか調べずに。本当に面白いから〜〜!!!— 指原 莉乃 (@345__chan) 2018年7月18日
SNS上でも絶賛のコメントばかりなので、いくつか抜粋します。
「おいおい、本当か?」ってくらい絶賛されているので、逆に疑いたくなる笑
真相は実際に観に行ってみるしかないですね笑
SNSの反響がすごすぎる
ツイッターでのコメントを載せておきます。
ダメだ。明日仕事なのに頭のなかが『カメラを止めるな!』でいっぱい過ぎて眠れない。笑
こんなにももう一回観たい!と熱望した映画は人生初めてです。好きすぎる。映画の底力を見せつけられました。2回目は肩の力を抜いて観よーっと。#カメ止め #カメラを止めるな— シャンジ (@Yuuyake5Asayake) 2018年7月27日
噂の『カメラを止めるな』を観て来た。面白いと言われてたので構えて冷静に観ていたのでちょっとやそっとじゃ笑わんぞという気持ちだったけど、時間がたつにつれて世界に引き込まれて気が付いたら涙流して爆笑してたわ。映画館で声出して爆笑したの久しぶりよ。ありがとうございます。
— ダイサク (@sacsak21) 2018年7月25日
『カメラを止めるな!』最高でした!!!満席の劇場内で終始一体感のある雰囲気!!エンドロール後には拍手も起きた!!面白かったー!!!!! pic.twitter.com/EfbzmjpDkg
— マロン (@kurikou02) 2018年7月28日
作り手は皆思っている。
こんな作品を作りたいのだと。
演者は皆思っている。
こんな作品に出たいのだと。
そして、受け手は皆思っている。
こんな作品を見たいのだと。
ヒットすべくしてヒットした映画「カメラを止めるな」。
こうしたものの考え方が、エンタの世界に拡がりますように。
影山貴彦 pic.twitter.com/ntQZO0fXev— 影山貴彦 (@tk52akanji) 2018年7月27日
「映画ファンの間で普通じゃない盛り上がり方をしてる理由が分かったよ!」「映画が観客まで巻き込んで劇場全体が1つになる感覚ってそう味わえるもんじゃない」「見終わった時の爽快感と多幸感が半端なくて、監督と出演者に拍手を送りたくなった映画は初めて」と、鑑賞後の爽快感や、自然と拍手が巻き起こる場内の一体感が“半端ない”といった感想も。
「ポンコツなゾンビ映画と思いきや、途中からそのポンコツの意味が分かって二度美味しい映画」「低予算パニック映画を観る時に取る間合いをまんまと利用された感じ。これはやられた!」「伏線一杯なのに笑うしかないという絶妙さは初体験だった」とその構造を絶賛する声や、「物語の構造がわかってくるとなるほどと納得し、後半の怒涛の展開にはもう笑うしかなかったw」「今年一番笑った映画かも! しかも最後のハードルでは素直に“感動”までさせられちゃったよ!」「後半は終始ゲラゲラと笑っていた!そしてラストは笑いながら泣いた!」と、“笑った”に加えて“泣いた”という声が続出。
ゾンビ映画なんて怖そう、、、なんてことはないようですね笑
とにかくほっこりしそう!爆笑しそう!
地方住みの人は公開日がまだ先というのが悲しいですよね、、、(自分も地方です)
芸能人も大絶賛
指原さんを筆頭に芸能人の方々も絶賛されています。
カメラを止めるな!なんですが7月4日にみて、それから今まで一瞬も忘れられなくて結局2回観ました😭👌
— 指原 莉乃 (@345__chan) 2018年7月25日
斎藤工さんも自身のブログで
ちょっと待ってくれ 面白過ぎる やい 映画関係者達よ 邦画の現状・実状をやいのやいのと嘆く前にこの映画を観るべし 『カメラを止めるな!』の”角度”はそれら全ての答え(打開策)では無いだろうか」
と絶賛。
スッキリではハリセンボンの春菜さんはすでに鑑賞したとのことで、水卜アナは「チケットがやっと取れた」と喜んでいました笑
芸能界でも口コミが広がっているようで、これからさらに人気は加熱するのかなと思います。
まとめ
感想はネタバレに繋がるから言えない!と言われるカメラを止めるな!。
前評判は上がりすぎるほど上がっているので、あとは観にいくだけですね笑
ということで、個人的に監督・キャストの人たちなんだか素敵だな(ほっこり)って感じをお伝えして終わります!
「カメラを止めるな!」チーム、湖畔の映画祭入りしました!!台風なんて吹っ飛ばせ!! #湖畔の映画祭 #カメ止め pic.twitter.com/CPGVo49TDT
— 上田慎一郎 (@shin0407) 2018年7月28日
『カメラを止めるな!』は全力でキャストの方々が応えてくださる。
そのパワーが本当に力になる。
映画を観に行く以上に、キャストの方々に会いに行ってる自分がいる。#カメラを止めるな #カメ止め pic.twitter.com/k9cZKOWoXA— ザワヨシ (@zwysroom) 2018年7月27日
「カメラを止めるな!」
まだ誰にも知られていない頃からみんなで毎日のように宣伝、ビラ配りに奔走してきた。公開初日6/23から32日間、1日も欠かさずキャストが舞台挨拶に立っている。例え一人の時だって。奇跡は勝手に起きてるわけじゃない。カメ止めはこれからも”人”の力で走ります。 #カメ止め pic.twitter.com/4jFubcusiO— 上田慎一郎 (@shin0407) 2018年7月25日
私も観終わったらまた記事書きます!
現場からは以上です!
全国の上映館・公開日情報